鍵を何個持っていたらキーケースが必要になる?

キーケースっていうとオシャレな大人のアイテムって感じがします。たとえば革張りの立派なキーケースを子どもが持っていてもサマにならないでしょう。やっぱりバリっとスーツを着こなす大人がポケットから取り出してこそ、サマになるってもんでしょう。
カギっていうのはちょっと不思議なアイテムで、それ自体に怪しげで隠微な雰囲気が漂っていると思います。だってそのカギを使って入れる場所っていうのは、すなわちそのカギを持っている人しか入れない場所ってことになるわけですから。

そんな大人のアイテムであるキーケースをせっかく所持するのならば、素敵に使いこなしたいですよね。まずはその材質ですが、安っぽい素材のものはやっぱりNGです。本革製品かフェイクでも良いけれど、光沢のあるものよりは渋い色使いの製品のほうが、わたしは好みかなあ。
あとは、キーケースでも別の用途にも使えるようなものがありますね。カード入れが付いていたり、コインケースを兼ねるようなものですが、これらはよっぽどオシャレじゃないとなんだかカッコ悪い気がします。ただでさえ、カギを収納すると膨らんでしまうキーケースですから、やはり余計なものは入れないほうが無難だと思うんです。

さて、それじゃあ実際のところ、カギを何個持っていたらキーケースが必要になるのでしょうか。わたしはたったひとつのカギのためにキーケースを使うのも、アリだと思っています。キーケースは何もたくさんのカギをまとめておくためだけの道具ではなく、むしろオシャレとカギの保護のためにあると思うからです。
だって別にキーケース自体は、正直あっても無くても良いものですよね?キーケースに入れたからといって、そのカギが劇的に使いやすくなることなんてありません。むしろかえって邪魔なことのほうが多いのではないでしょうか。
そうであれば、たった一本のためにキーケースを使っている方が、よっぽどカッコいいと思うんです。