夫の会社の後輩の家が、空き巣に入られたそうです。日曜日なので朝から郊外に家族で遊びに出かけ、夕方遅めの自宅に帰宅したら、家の中はとんでもない状況になっていたとか。足の踏み場もないくらいに家の収納という収納が開けられ、中身が床に散らばっていたそうです。現金はそれ程置いていなかったそうですが、奥様のブランドバッグや貴金属類。後輩本人がコレクションしていた時計なども持って行かれたそうです。
彼の家はアパートの前がそのまま住人の駐車場になっていて、自動車で出かけると留守なのが一目瞭然なつくりです。また、南側の窓は中庭に面し、隣接する戸建からの視線を遮るための生け垣があったので、窓からの侵入も外部からはわかりづらくなっていたそうです。見ず知らずの犯罪者に家の中を荒らされたという事実は、大切な品を奪われたということ以上に奥様たちにはショックだったそうで、その日の夜は自宅で休むことができず、近所のビジネスホテルに泊まったそうです。私たちは空き巣被害にあったことはありませんが、なんだか少しだけ、気持ちがわかる気がします。
実際に被害にあわなければ、なかなか防犯の重要性には気が付かないものですが、身近に空き巣被害の話を聞くと、さすがに考えさせられます。空き巣被害に遭わないためには日頃の用心が大切だと思いますが、どのような防犯対策があるのでしょうか。
空き巣に狙われやすい構造の家は選ばないことが一番ですが、住宅事情により選べない時は、その次の自衛策を考えます。まずは家を留守にしないこと。それが無理なら、留守宅を守るセキュリティの導入でしょうか。お金はかかりますが、警備会社を利用するというのも手ですし、今は手ごろな価格で設置できるカメラもあります。動くものをセンサーで感知して、スマートフォンで確認できるシステムなどもあるようなので、我が家でも真剣に考えてみようかと思っています。